去る3月17日・18日 おおさか公園ねこの会主催、ゆとりとみどり局及び東部方面公園事務所の協力を得て 第3回避妊去勢手術支援事業を行いました。
これまでの2回の事業で サポーター認定の公園猫の手術をほぼ終えましたので、今回は公園近くの猫の手術も受け入れました。
前回、公益財団法人どうぶつ基金より助成を受け手術代が無料になったこともあり「今回は有料なのか、無料にならないのか」という問い合わせや「有料なら数多くはできない」というお話もありました。
しかし、もうすでに春の繁殖期を迎え「まだ未手術の猫がいるなら問題だ、今やらなければ増えてしまう」と水上代表が説得し、多くの猫の手術が可能になりました。
結果、2日間でメス49頭、オス31頭、手術済耳カット2頭、捕獲数合計82頭となりました。
メスのほとんどは既に妊娠しており、手術が行われなかった場合単純に半分が妊娠していたと計算すると約120頭以上の猫が増えていたことになります。
その猫たちの半分がメスだった場合半年たてば、さらに同じ数だけの猫が増え、半分が病気や事故で亡くなったとしても1年もすれば、すごい数になります。
改めて早期の避妊去勢手術の重要性を感じました。
ただ、やはり妊娠している猫の手術跡は通常より大きくなりますし母体の危険もあります。何より「命」を奪うということには悲しみややりきれなさも残ります。
猫のお世話をしている皆様、どうか繁殖期が来る前に早期の避妊去勢手術をお願いします。
今回も(公財)どうぶつ基金顧問の山口武雄先生と岡部獣医師に協力を頂きました。 ありがとうございました。
また、捕獲に奔走されたサポーターの皆様 、猫をお世話している皆様、受付や手術アシスタント、送迎に協力頂いたボランティアスタッフの皆様。本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。
収支報告
収入 | ||
ワクチン@2000 | 36 | 72,000 |
レボリューション@850 | 30 | 25,500 |
メス@7000 | 49 | 343,000 |
オス@5000 | 31 | 155,000 |
耳カット@3000 | 2 | 6,000 |
妊娠処置@500 | 26 | 13,000 |
抜歯処置@2000 | 1 | 2,000 |
薬@350 | 1 | 350 |
計 | 616,850 |
支出 | |
獣医師支払い | 346,350 |
ワクチン | 72,000 |
レボリューション | 25,000 |
獣医師交通費 | 54,920 |
振込手数料 | 400 |
消耗品他 |
10,622 |
獣医師宿泊費 | 36,000 |
計 | 545,292 |
差し引き 71,558円
前回繰り越し −5,1149円
20409円