平成23年4月から、『大阪市公園ねこ適正管理推進サポーター制度』がスタート。
避妊去勢手術の実施や環境美化の取り組みとあわせて、公共の場でのエサやりを行政が認めるという全国初の試み。
目的:「公園ねこに起因するトラブルの防止」
「公園ねこの適正管理」
「公園ねこの匹数の減少」(不幸なねこをこれ以上増やさない)
この目的を達成するには市民との協議、市民の相互理解のもとに行うことが重要であり、都市公園の維持管理を行政だけでなく、地域・利用者・公園愛護会・サポーターが協働することにより動物愛護と都市環境の両立ができると考えられています。
また、このような取り組みを進めていくことが、単に公園だけにとどまらず、所有者が不明なねこに対する保護活動や共生社会に向けての実現について、地域社会の理解を広げていくことにつながっていくと考えられます。
しかし、まだスタートしたばかりの制度なので今後さまざまな問題や改善点が出てくると予想されます。
そこでサポーターや公園で活動をするボランティアが情報や問題を共有し、相互の協力と行政との協働によって問題を解決していくために「公園ねこの会」を発足しました。