前回の支援事業を経て、サポーター認定を受けた公園にまだ多くの未手術の猫がいることがわかり、春の発情期を迎える前に何とか手術を済ませて繁殖を抑えたいと考え、第2回の支援事業を行いました。
今回はできるだけ多くの猫の手術を実行するため、前回も問題となっていた
1.捕獲器がない
2.捕獲の仕方がわからない
3.協力者がいない
4.搬送手段がない
5.費用がない
といった問題点を全て解決するべく試みました。
寒い中、捕獲を頑張ってくださったサポーターの皆さん・ゆとりとみどり振興局・東部方面公園事務所・「ねこの会」のスタッフ・運転手として活躍してくださった方々など多くの協力によって成果をあげました。
2日間でオス43匹、メス57匹、手術済み耳カット2匹、計102匹の手術を行うことができました。
そして、この猫達の避妊去勢手術(102頭)は公益財団法人どうぶつ基金の「みみ先カット無料不妊手術事業により、(公財)どうぶつ基金顧問の山口武雄先生におこなって頂き、手術費用全額をどうぶつ基金にご負担頂きました。
今回もやはり手術済みにも関わらず耳カットがないため再度捕獲された猫がおり、避妊去勢手術済みの目印である耳カットの重要性を感じました。
今回は前回の2倍の数となり、また捕獲指導や搬送などのお手伝いも増えスタッフはパニック状態でした。連絡の不備などご迷惑をおかけした皆さま申し訳ございませんでした。
今回はサポーター認定を受けた公園の猫に限らせて頂きましたが、その他の場所においても、さらに支援事業を拡大・継続していきたいと考えています。
ご協力頂きました山口先生・岡部先生、どうぶつ基金の佐上さま、ボランティアスタッフのみなさま、サポーターのみなさま、ありがとうございました。お疲れさまでした。
収入 | |||
処置 | ワクチン @2,000 | 44 | 88,000円 |
レボリューシュン@850 | 24 | 20,400円 | |
計 | 108,400円 |
支出 | |
手術(断尾など) |
10,000円 |
ワクチン・レボ代 | 108,000円 |
振込み手数料 | 420円 |
消耗品(ペットシーツ) | 2,990円 |
事務用品 | 2,367円 |
交通費(医師二名分) | 54,920円 |
計 | 178,697円 |
差し引き -70,297円
カンパ 5,000円
前回繰り越し 14,148円
−5,1149円